紅茶の名産地、ヒマラヤ山脈がそびえるネパールのイラム地方に直接赴いて仕入れた質の高い紅茶を、日本に届ける株式会社TEAPARTYの代表、前川さんが、イラム紅茶を現地の飲み方で楽しむ方法を直伝してくれる当シリーズの2段目、それは、前回ご紹介いただいた、「ヒマラヤ風チャイ」を、ちょっとした工夫でモコモコとクリーミーに泡立つ、さらに本格チャイに変身させる方法を教えていただきました。ネパールではチャイを飲むときに普通に行われるものだそうで、場を盛り上げられるダイナミックなものです。紅茶好きの人々はぜひお試しください。
動画
所要時間 1分程度
必要なもの
材料
前回作ったヒマラヤ風チャイ | 1カップ分 |
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熱燗用の酒たんぽ | 2つ |
茶こし | 1つ |
マサラなどのスパイスや、シナモンパウダー | 少量 |
やり方
チャイは熱々に
チャイをモコモコにするには、まずチャイそのものが熱々である必要があります。チャイをしっかり温めたら、すかさずに泡立ての作業に移りましょう。
酒たんぽに、茶葉をこしながら注ぐ
茶こしを使って茶葉をこしながら、酒たんぽに温まったチャイをすべて注ぎましょう。ちなみに酒たんぽを使う理由は、イラムで使われている容器に形状が似ているからです。
別の容器に注ぐを繰り返す
用意したもうひとつの容器にチャイを移し、そしてもう一度元のチャイに戻す作業を何回か繰り返します。そうしている間に表面が徐々に泡立ち、泡が細かくなってきます。
徐々に高低差を付けていく
ここがこの工程の腕の見せ所。注ぐのに慣れてきたら、徐々に高低差を付けて勢い良く注ぎます。ダイナミックで、プロっぽく見えますし、泡立ちもさらに良くなります。※ただし、紅茶が周りに飛び散るので、そうなっても良い場所で行いましょう。
泡を残さずカップに注ぐ
十分に泡立ったら、ティーカップに注ぎます。泡が十分に落ちるまでしっかりと注ぐときれいに出来上がります。最後にシナモンや、マサラなどのスパイスをパウダー状にしたものを上から降ってやるとさらに美しく仕上がります。ぜひお試しあれ。
TEAPARTYの最新情報は「TEAPARTY公式WEBサイト」より。