2021.7.27 | 作る

挿し木で増やすお気に入り紫陽花

紫陽花は5月〜6月頃の梅雨時期に花を咲かせる植物です。独特の存在感を持つこの花は、実に数百の品種があります。私たちもいろいろな紫陽花を庭で思いっきり楽しみたいと考えていましたが、気に入った紫陽花を全部買うのはなかなか高く付きます。なので挿し木で気に入った紫陽花を少しずつ増やしていくのも良いなんじゃないかと考えるようになった矢先、ご近所の畑の片隅で素敵なガクアジサイ(おそらくダンスパーティー)に出会ったことを思い出しました。早速許可を得て少し分けてもらい、挿し木をしてみることにしました。山の麓にある自宅の裏庭を開拓し、増えた苗木で紫陽花畑を作るのが今の目標です。 同じ方法でガクアジサイに限らずいろいろな品種の紫陽花を増やせるので、是非試してみてください。

材料・道具

所要時間30分

準備するもの
紫陽花の枝 数本
剪定バサミ 1
バケツ 1
水捌けの良い土(今回は鹿沼土とピートモスを使用) 1
ジョウロ 1
鉢植え 1
割り箸 1

挿し木の手順

花が終わりかけの紫陽花

1.枝分けの時期

挿し木は6月〜7月の花が終わりかけの頃に行います。梅雨時期は特に湿度が多く、日照時間が少ない為、挿し木の環境に適しています。花を楽しんだ後に行ってください。

2.剪定する

先端から約15〜20cm程度の所をカットします。毛虫などがいないか気を付けます。

水揚げを行っている挿し穂の様子

3.挿し穂を水揚げする

挿し穂を一定時間水に漬け、十分に水を吸わす「水揚げ」を行います。今回は葉を取り除く前に水揚げを行いましたが、後でも問題ありません。約1時間程度水につけておきます。

4.茎を斜めにカットする

茎を鋭いハサミやカッターで斜めに切ると、水の吸い上げがよくなり、新たな根をはりやすくなります。重要なステップなので必ず行いましょう。

5.葉をカットする

葉から水分が蒸発し過ぎるのを防ぐため、2枚だけ残して余分な葉をカットします。残った葉は先端半分を切り、葉から水分が蒸発するのを防ぎます。

紫陽花の挿し穂

挿し穂の完成

挿し穂が完成しました。花がついている場合はカットして取り除きます。

挿し床の手順

1.土を入れる

水捌けの良い土を用意します。挿し木に必要なのは、撥水性の良い土を使うことと、肥料を使わないことです。今回は手元にあった鹿沼土(水はけが良い土)とピートモス(土に少しだけ保水力を与える)を9:1の割合で使いました。

2.挿し穂を挿していく

適度に距離を空けながら、一本ずつ挿していきます。手元にある割り箸などの棒状のもので、あらかじめ土に穴を空けておくと挿し穂の茎を痛めずに挿すことができるのでおすすめです。

たっぷりと水をあげ、日陰で管理

挿し木は日陰で管理する

鉢から水が流れるくらいたっぷりと水をあげ、以降は2〜3日に一度水やりをします。紫陽花は日光を好みますが、新芽が出るまでは直射日光を避け日陰で管理し、葉っぱに元気がない場合は一度土から出して30分~1時間ほど水揚げをし、茎をさらに鋭くカット、葉をさらに半分にカットしてから土に戻し、様子を見ます。2本は元気がなかったですが、この方法で元気を取り戻しました。新芽が出てきたら少しずつ太陽を浴びさせていきます。

挿し木の成長を確認するのが、毎朝の日課になりました!大きく育ったら、裏の畑へ移植するのが今から楽しみです。来年、元気な紫陽花が咲きますように♪