2021.4.7
漬物名人に教わるたくあんづくり Part.2 – 宮商店 村の台所
前回の動画「漬物名人に教わるたくあんづくり Part.1 – 宮商店 村の台所」で、収穫し干し終えた大根。あれから2週間、自然の澄んだ空気の下、乾燥しやすい冬の気候に助けられ、水分がよく飛び、しわしわに仕上がりました。この干し大根を使って、大根の下準備〜漬け終わりまでを漬物名人に教わります。漬物名人さかえさんの漬け方のコツや材料・道具もご紹介します。 大根葉の処理 ①大根葉を落とす 乾いた大根葉を落とします。包丁を使うと切り口から腐ってしまうので、直接手で落としま…
2021.2.23
宮商店のもつさん
もつさんは、華やかな大阪の街からご夫婦で徳島県の山里に移住してきました。最初は地域おこし協力隊として地元の畑を借り、さまざまな野菜づくりや、それらを活かしたレシピ開発などに挑戦し、協力隊の期間を終えた後、独自開発した加工品、地元郷土料理のパッケージ開発や、それらのネット販売などもはじめました。持ち前の活動力と、誰とでも仲良くなれる柔軟な性格で、年齢、性別に関わらず地域の人々とのつながりを深め、自分のペースで、楽しみながら田舎のライフスタイルを確立している、芯のある女性です。 …
2021.2.22
漬物名人 さかえさん
さかえさんは、徳島県の里山に暮らす漬物名人です。漬物歴はなんと60年。大根や梅をはじめ、さまざまな漬物を作ってきました。その出来はご近所さんやお子さんやお孫さんのお墨付き。大阪から引っ越してきた「宮商店のもつさん」に、その知恵や技術を惜しむことなく伝授しています。少し前に両ひざの手術をしたそうですが、今は元気いっぱいで、重いものも持って運ぶほど。とても話やすく、漬物にまつわる面白い話も聞かせてくれます。 「つけもんだけでもご飯は食べれる」 さかえさんの漬物の技術は、さかえさん…
2021.2.21
漬物名人に教わるたくあんづくり Part.1 – 宮商店 村の台所
田舎に移住し、畑仕事を行ってきたもつさんが、近所に住む漬物歴60年の名人、さかえさんから畑で採れた大根を干してたくあんを作る方法を教わります。村に古くからある冬の大根「冬自慢」という大根は、煮物にすると味が染み込んで美味しい大根になります。トータルで1年近くになるたくあんづくり。今回は、大根の収穫から干すところまでをご紹介します。 育て方のポイント ①間引き 大根は白い部分がまっすぐに伸びていて、丸みがあるものが良いとされています。良質な大根に育てるには、ある程度の大きさに成…
2021.2.8
冬自慢 – 大根
「冬自慢」は、主に全国各地で作られる冬野菜です。程よい歯ごたえとでみずみずしさで、煮物料理、肉料理、鍋、サラダなどさまざまな料理として楽しまれます。冬自慢は、寒さに強く、雪が降るような気候でも、凍ってしまうことはなかなかありません。寒さから身を守ろうとする大根は、糖度やビタミン濃度を上げ、水分が凍らないように栄養素を作り出すため、寒くなるほど、甘くて美味しい大根に成長します。料理にすると味がよく染み込むことから煮物や漬物にするのもおすすめです。 特徴 冬自慢は、病気に強く、収…