2021.5.28 | 作る

ドクダミで作る天然虫よけ・かゆみ止め

ドクダミは5月半ばに、独特な匂いの白い花を咲かせる植物です。植えなくても、畔や庭に自生していることも多く日本の三代薬草と言われており、決して良いとは言えないドクダミの独特な香りには、抗菌・殺菌効果があり、古くから漢方やお茶に使われる生薬として知られています。そんなドクダミを使って簡単にできる虫よけ、かゆみ止めの作り方をご紹介します。虫よけはもちろん、化粧水などにも使用できる便利なアルコール漬け(チンキ)です。市販のかゆみ止め・虫よけと比べ、持続性には欠けますが、お肌にも良く、お子さんと一緒でも簡単に楽しく作れます。庭や周辺に咲く、白く美しいドクダミの花を見つけたら、ぜひ試してみてください。

材料・道具

所要時間 5分

材料
ドクダミ 瓶に入り切る程度
アルコール(ホワイトリカーなど) ドクダミが浸かる程度
道具
瓶などの保存容器 必要なだけ
ざる 洗う用に

ドクダミチンキ

このアルコール漬けは、「ドクダミチンキ」とも呼ばれています。「チンキ」とは、薬草などをアルコールに漬けたもののことを言います。ドクダミチンキは葉で作るもの、花で作る2種類の方法がありますが、梅雨が始まり白い花を咲かせるこの時期のドクダミは、1年で最も効能が強いと言われており、漬けておけば1〜2年と長く保存ができます。取材させていただいたお宅では、庭に咲くドクダミを使ってチンキを作ることが毎年の習慣になっているそうです。

作り方

自生したドクダミの花を摘む

ドクダミは、東アジアが原産の植物です。繁殖力が強く日本の至る所で群生しています。日陰を好み、独特の香りを放っていますが、この香りは乾燥・加熱することで消えるそうです。白くて柔らかな見た目が儚げで可愛らしいですが、実は薬草で、色々な効能があります。この花を周りの茎・葉と一緒に適量摘んでいきます。色々な場所に自生していますが、あまり開けた場所に咲いているものは、人や動物に踏まれたり、排気ガスにさらされやすいので、できれば庭などの手入れされている場所のものを使うのがおすすめです。花を、その少し下の茎、葉と一緒に摘んでいきます。来年もたくさんの花が咲くよう、必要なだけ採るようにします。

1.ドクダミ花の汚れを落とす

ドクダミを摘み終わったら、ざるなどの洗いやすい容器に載せて上から水をかけ洗い流します。後でアルコール漬けにする際に殺菌・抗菌され、なおかつ口に入れるものではないので、ぱぱぱっと水をかけて、目立ったゴミやほこりなどを簡単に洗い流す程度で大丈夫です。

2.乾かす

洗い終わった花材を乾かします。数時間放置して自然乾燥させます。ドライフラワーのように、吊ってカラカラに乾燥させてから浸ける手法もありますが、何年か作った経験上、採りたてのものの、表面の水気が無くなる程度に乾かしたものでも、一定の効果のあるものが出来ます。

3.ドクダミを詰める

洗った瓶にドクダミを詰めていきます。ギュウギュウに詰め込まず、瓶が適度に埋まるように優しく入れてください。いつくか小さな瓶を用意し、みんなで詰める作業を楽しみました。

4.アルコールを入れる

次にドクダミが十分に浸かるくらいまでホワイトリカーを注ぎます。他のお酒でも代用できます。注ぎ終わったらしっかりと蓋を閉めて一週間ほど冷暗所で寝かせます。とても簡単ですね♪

←漬けたてのもの / 一週間ほど漬けたもの→

完成

全体が黄色くなると完成です。花を取り除きスプレー容器に入れ、虫除けやかゆみ止めとして使います。市販の虫除けの成分は海外では規定があるくらいきつい成分が入っていることもあるので、肌が敏感な方やお子さんには、自然から作られる天然虫除けを自作してみてはいかかでしょうか。もちろんドクダミチンキが合わない人もいるので、使ってみて違和感を感じたら使用はお控えください。暑くなり虫が増える時期なので、庭で花火をする際などに重宝します!

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