だんだんと暖かくなり、草花たちが彩り始めた4月初旬、庭の桜が満開を迎えました。春になると色とりどりの植物が芽吹き咲き乱れ、この季節特有の澄んだ空気や華やいだ雰囲気に癒されます。満開の桜に加え、庭に咲く春の花を少し使って、ドライフラワーを作ってみました。桜の花びらは水分を多く含んでいるので、速乾性のあるシリカゲル法を試してみます。
動画
所要時間 1週間程度(乾燥時間を含め)
材料
花材(ソメイヨシノ・八戸寒緋桜・乙女椿・レッドロビン・ドウダンツツジ) | お好み |
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シリカゲル | 1kg |
タッパー | 3個 |
剪定ハサミ | 1つ |
シリカゲルとは?
シリカゲルとは、よく食品に入ってる乾燥剤のことをいいます。容器に入れて乾かす必要があるため、大きな花材には適していませんが、水分を多く含んだ花材でも早く乾かすことができます。より早く水分を飛ばすことで、褪色を防ぎ綺麗なドライフラワーが出来上がります。
近年では、花専用のシリカゲルが流通し始めました。専用のものは粒子が細かく、花びらに粒の跡がつきにくく簡単に上質なドライフラワーを作ることができます。シリカゲルは繰り返し使う内に水分を多く含み乾きづらくなってしまいますが、熱したフライパンにシリカゲルを入れ、水分を飛ばすことで長く使い続けることができます。
以前、蝋梅の花でハンギング法のドライフラワーを作りました。周りにあるもので簡単にできる方法で、大きな花材でも乾かすことができるので、用途や花の性質別に使い分けてください。
下準備
①花材を切り分ける
花と枝に切り分けていきます。今回はシリカゲル法なので、容器に入れられるサイズに調整します。ソメイヨシノは花弁や花びらが落ちやすいので散らないように優しく扱います。八重寒緋桜は枝に数珠なりに咲いているので、慎重にハサミを入れ、手際良く進めます。
②準備完了
全ての花材の用意ができました。長さは使う用途によってお好みで切り分けてください。乙女椿(おとめつばき)とレッドロビンの葉っぱは落とさずそのままドライにしてみます。
作り方
①容器にシリカゲルを入れる
保存容器の底にシリカゲルを薄く入れます。次に花材を上向きに入れ、花材がほぼ隠れるまでシリカゲルを足します。同じ容器に数個入れる場合、花材との間隔が空くように調節します。
②花の細部に振りかける
花が開いたまま乾燥させたい場合は、花びらの隙間にシリカゲルが入るように丁寧にふりかけます。シリカゲルが細部まで入ることで乾きにくい中の部分までしっかりと乾燥します。
③冷暗所で1週間保存
全ての花材を入れ終わったら、そっと蓋をして、冷暗所で1週間ほど保管します。
出来上がりの様子
乙女椿褪色してしまった
乙女椿は色が褪色してしまいました。この種類の花にはシリカゲル法は向いていないのかもしれません。レッドロビン、ドウダンツツジは葉っぱもそのままの色を残しきれいに乾きました。
桜2種類は大成功
八重寒緋桜の花びらが少し縮んでしまいましたが、ソメイヨシノは乾かす前の形状をきれいに保っています。2種類とも色は淡いピンク色で成功といえそうです。今回は水分量の多い花を使って挑戦してみましたが、ほとんどの花材を綺麗に乾かすことができました。花材の性質、長さや用途に合わせて「シリカゲル法」、「ハンギング法」の両方を使い分けることで簡単に綺麗なドライフラワーが作れます。このドライフラワーを使って色々な工作をして楽しみたいと思います。