2021.7.1 | 食べる

来年も必ず! 素材香る2種のすももジェラート

6月末から7月下旬はすもも(プラム)のシーズン。木々に実る大小さまざまなすももの実が見られ、産直市などでも見られます。すももと聞くと「すっぱい!」という印象ですが、それは品種や固体によってまったく違い、美味しいものはほどよい酸味と、心地よい甘みのバランスが口の中に広がる最高の果物です。今年は生でたっぷり食べ、酵素ジュースを作ってもだいぶ余ったので、ジェラートを作ってみました。簡単にでき、鮮やかな赤色が美しく、なおかつ来年も作りたいと素直に思える感動的な美味しさでした。

「持って行っていいからね~」と、ご近所さんに分けてもらった大きめのすもも。案外色が薄い方が甘味が強かったりするのが面白いです。高枝切りばさみで収穫させていただきました。今年手に入ったのは産直市で買ったもの、ご近所さんに分けてもらった2種類のすももです。

材料・道具

所要時間 半日(粗熱取る時間・冷凍時間を除けば20分程度)

材料
すもも(2種) 約500g(種を取らずに)
砂糖(今回はざらめ) 約100g(すももの甘さに応じ調節)
酢(今回は柚子酢) 大さじ1
すももがちょうど浸かるくらい
道具
包丁・まな板 1セット
1
ハンドブレンダー(ミキサー) 1
容器 1
アク取り(あれば) 1

作り方

すももを洗い、種を分離

すももを水でよく洗い、周りに切り込みを入れて種を外します。皮をむく必要はありません。種と実は簡単に分離できず、種の周りの実ごとえぐるように種を外していきます(種の周りの実がもったいないので、パクパク口に入れながら作業してました♪)すももは品種に応じて中の実の色も違います。小さい方は赤く、大きい方は黄色で、酸味は黄色い方が少し強かったです。

鍋で煮込む

すももと、それがちょうど浸かるくらいの水、柚子酢、砂糖を鍋に入れて煮込んでいきます。案外上の写真の分量で丁度良い印象でした。砂糖の量は味見し、後から少しずつ足して調節しました。煮る時間は約10分、沸騰したら弱火にしてグツグツ煮込みます。

アクは少し出る

煮込むにつれて実がくずれてトロトロになってきます。途中アクはある程度出るので、アク取りですくいながら煮込んでいきました。

10分後、このような感じになりました。少し混ぜた後に火を止め、20分ほど粗熱をとります。

ブレンダーにかける

粗熱が取れたら、冷凍庫に入れる前にブレンダーにかけ、皮や実の塊が残らないようにします。

容器に入れて冷凍

十分ミックスできたら容器に移し、冷凍庫に入れます。可能であれば2時間おきくらいに取り出し、よくかき混ぜながら空気を取り入れると、完全に凍ってからもカチカチになりにくく、食べやすいです。今回は途中で急用が入りカチカチにしてしまいました。

最高の一品。来年もぜひやりたい。

冷凍庫から取り出し、少しだけ溶かして庭のミントを乗せていただきました。すっきりとした酸味、しゃくしゃくした食感、すもものやさしい風味のすべてが暑さを忘れさせてくれる、はじめて試したにも関わらず最高のジェラートになりました♪ 現在、身の周りにある様々なものを実験的に試していますが、これは自信を持っておすすめできます。ぜひ試してみてください。

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